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いなほは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が、新潟駅 - 酒田駅・秋田駅間を白新線・羽越本線経由で運転する特急列車である。 == 概要 == 「いなほ」は、1969年10月に、上野駅 - 秋田駅間を高崎線・上越線・信越本線・羽越本線(水原駅経由)経由で運行する特急列車として運転を開始した。当時、羽越本線は非電化だったことから気動車で運転されていたが、1972年10月に電化されたことにより、485系電車が投入された。この時、「いなほ」ルートにおける秋田駅 - 上野駅間の所要時間が約7時間30分となり「つばさで行くより速くなりました」ということが広告などに載り、売りにしていた〔秋田魁新報 1972年10月2日 4面 秋田鉄道管理局による広告〕。 1982年11月に上越新幹線の開業により、この新幹線の接続列車としてエル特急に指定されて新潟駅発着に変更され、運転区間は新潟駅 - 秋田駅・青森駅間となった。これにより、新潟駅で上越新幹線列車に接続する役割のほかに、新潟県下越地方北部・山形県庄内地方・秋田県沿岸地域相互間とを結ぶ特急列車としての役割を担うようになった。 2010年12月4日のダイヤ改正により、運転区間は新潟駅 - 酒田駅・秋田駅間に統一された。これによって秋田駅 - 青森駅間を運行する昼行特急列車は「つがる」に統一された。 2013年9月からは、省エネ化を目的として永年運用されてきた485系電車がE653系電車に順次置き換えられ、2014年7月までに定期列車はすべてE653系に統一された。 列車名である「いなほ」は、走行線区の沿線が日本有数の米どころであることが由来となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「いなほ (列車)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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